ウィメンズ漢方の住吉です。

ご許可をいただいたので、年末にご夫婦でご相談に来てくださった方の事例をご紹介します。

ご結婚4年目でなかなか妊娠せず、奥さまが病院に行ってみて一通り検査をしたけれど、大きな問題はなく、タイミング療法で様子を見られていたのですが結果が出ず。

人工授精の前に性液検査をした結果、男性不妊の要素が強い・・とわかったそうです。

「男性不妊」が、実は、不妊症の原因の半数を占めていると言われていますが、まだその認識は広まっていないように感じています。

そのため、男性がご自身が不妊の原因があると伝えられた時のショックは、相当大きいと感じています。

今回のお二人の関係もギクシャクしてしまったそうで、治療について話し合うことも雰囲気が悪くなってしまうので避けているとのことでした。

初回は奥様だけでご相談に来てくださり、お話を伺っていると

  • お仕事でのストレスが多く、眠りが浅く、よく夢でうなされている。
  • お酒の量も多く、普段は穏やかなのですが少しイライラされている。

この辺りの症状が辛そうで、体の状態にも悪影響が出ているようでした。

来ていただいた奥さまの気持ちを考えると、もちろんなんとかしたいのですが、漢方を服用するのはご本人の意思が必要だと思っています。

ずっと漢方相談をさせていただき、小さなお子様は別ですが、自分でよくなりたいと願って服用するのと、嫌々で服用するのでは、効果が全く違ってきます。

「ただ、妊娠、妊娠、、とお話するのではなく、旦那様の体をいたわることを優先して声をかけて欲しい」とお伝えしまして、その日は相談のみで帰っていただいたのですが、後日、旦那様からお電話がありました。

その場で、お電話でカウンセリングをさせていただきました。

神経過敏、精神不安が強く過敏性腸症候群もあり。。

また胸脇苦満もないなどを目標に、処方を組みました。

男性不妊で、よく処方する補腎剤は使わずに、先に自律神経を司る「肝」の調整をする処方をご提案しました。

精液所見の改善には、70日以上いただくことが多いのですが、1ヶ月後には、

「積極的に治療についても話ができるようになりました」

と、精神面での嬉しい変化お知らせをいただきました。

また不眠の方へのおすすめの食材として

心(心臓ではなく)の血液を補う食材、ユリ根、バナナ、なつめなど。

セロトニンを多く含む、牛肉、鶏肉、さつまいも、じゃがいも、いちご、くるみ。

また、レタスやキャベツにも催眠作用があることをお伝えしました。

生活習慣のアドバイスなどを重ねながら、2ヶ月に1回ほどお話を伺って、治療を勧めていただき、精神面が落ち着かれてからは、補腎剤などをプラスして、半年ほどたち人工授精で妊娠の報告を受けることができました。

不妊の原因の半分、、と言われていても男性側のサポートはまだまだ足りないのも現状だと思います。

引き続き、効果のあった事例などをご紹介させていただきます。

男性不妊の定義や取り組みやすい養生について、こちらの記事でもご紹介しています。

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