・男性不妊と漢方について

こんばんは。矢内原ウィメンズクリニック漢方外来担当:薬剤師 住吉忍です。

実は、昨日、一昨日と、妊娠報告が3件届きました ^ ^

まだ、初期の方もいらっしゃいますが、また事例を報告させて頂きたいと思っています。

今日は、少し男性不妊について書きますね。。

不妊症の原因の50%は、男性側にあると言われるようになっています。

でも、不妊治療は、女性が受けるという感覚は、まだ根強く残っている気がします。

男性の方が、デリケートな面もありますので、治療に積極的でないケースも多いのですが、漢方的な考えも盛り込んだ、養生をご紹介しますね。

まず、WHOの精液基準は、こんな感じです。

・精液量:1.5ml以上
・PH:7.2以上
・精子濃度:1ml中に1500万以上
・総精子数:1ml中に3900万以上(3900万未満の場合は乏精子症)
・精子運動率 40%以上(40%未満の場合は精子無力症)
・正常形態精子率 4%以上(4%未満の場合は奇形精子症)

 

また、運動精子濃度によって、体外授精に進む必要がある場合もあります。

ただ、精子の状態って、とっても変動が大きいです。

その為、体外じゃないと、無理!と言われていた方の自然妊娠も珍しい訳では、ありません。

お勧めの養生、注意点は、

①タバコをやめる
②ミネラル補給の為、ジャンクフードは避け、外食もほどほどに
③精巣を温めすぎない(サウナ、きつい下着、長風呂はさける、ロードバイクも注意)
④太りすぎない
⑤過労などのストレスを減らす
⑥禁欲期間を長く取りすぎない
⑦補腎(生殖能力を司る腎を補う)漢方薬や食材を取り入れる

です。

また、器質的に問題がある場合は処置が必要ですし、EDの場合は心のケアが必要な場合もあります。

また、食材は、亜鉛を沢山含む、牡蠣、レバー類、カシューナッツ、うなぎ、ほたて、ごま、あさり等もお勧めです。

補腎する食材は、黒い物(黒豆、黒米、黒ごま)や、里芋、山芋、などですね。

ただ、これらも、少し体質によって異なってきます。

とーってもハードワークで、外食続きで、体重増加している方と、メンタルが不調で、食欲不振で、痩せちゃった方では、対応も異なるのは、当然ですよね。

子孫を残す男性の本能を呼び覚ますには、個々の状態に応じた身体作りが必要です。

参考になる事があれば、とっても嬉しいです。

こちらでは、男性不妊のメンタル面についても触れていきます。

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