漢方と妊活丨「潤い」が大切です

妊活における潤いの大切さ


中医学では、妊活と潤いはとっても関係が深いものと考えます。

・頸管粘液がしっかり出て、子宮内膜も潤っている
・卵巣に弾力があり、排卵ができている
・低温期がしっかり下がり、質の良い卵が育つ

これらの条件は、妊活中の大事なポイントで、
「みずみずしさ」や「ハリ・弾力」
つまり、潤いの充実度合が関わってきます。

潤い不足の特徴は、
・基礎体温が全体的にまたは低温期が高い
・排卵期に頸管粘液(おりもの)が出ない
・顔や足裏が火照る
・睡眠不足
・肌や唇が乾燥している など・・

また、焦りの気持ちが大きくなることが多い印象です。

対策として、
・夜はスマホやPCから離れて早めに布団に入る
・運動中の汗はほどほどに、水分補給をこまめに行う
・水分を保つネバネバ系の食材(オクラ、納豆)やキクラゲを食事に取り入れる

漢方では、亀やスッポンなど、力のある動物性生薬を使っていくことで対応していきます。