ウィメンズ漢方の住吉です。

妊活中の方で、年齢が気になっていらっしゃる方も多いかと思います。

ウィメンズ漢方の漢方外来でも、年齢を気にしながらも不妊治療を続け、無事にご出産をされた方がたくさんいらっしゃいます。

今日は、高齢出産で、妊娠中からもトラブルが続いている中、無事にご出産された方からのご報告を紹介させて下さい。

高齢出産とは、35歳以上の初産婦、2人目以降であれば、40歳以上とWHOでは定義されています。そう聞くと、不安に思ってしまう方もいらっしゃるかと思いますが、晩婚化の影響により、出産の平均年齢は高くなってきています。

年齢に焦ってしまうのではなく、今の状態から心身を整え、妊娠しやすい体作りへと導いていくことを一番に考えて妊活に望んでいただけたらと考えています。

高齢出産で女の子を出産されたMさん

ご報告をくださったMさんとは、ちょうど去年の8月に京都で漢方カウンセリングをさせていただき、初めてお会いしました。

その後、妊娠のご報告がありましたが、妊娠中は出血などのトラブルが続き、この度、無事に出産をされたこと、本当に嬉しいご報告でした。

先生、Mです。

七夕の日の夕方に41週5日で女の子を出産しました。

実は、赤ちゃんが肩甲離産で胎便吸引症候群から気胸になり、挿管されてNICUにいたので連絡遅くなっちゃいました。

すみません。

最初は退院まで1ヶ月かかるという話でしたが、赤ちゃんが驚異の回復力を見せてくれて、1週間で退院できました。

出産後、顔を見るヒマも触るヒマもなくNICUへ連れて行かれ、保育器の外からなでることしか出来なかったので、今は思う存分に抱っこできて幸せです。

高齢出産ですし、妊娠中からトラブル続きだったので、いろんなことを想定はしていましたが、本当にNICUのお世話になるなんてビックリ。

たくさんの人に支えられていることを再認識しました。

主人も家族もとっても協力的で恵まれた環境なのに、マタニティーブルーになってビックリしています。

ホルモンの力ってすごいですね。

頑張りすぎない程度に子育て頑張ります。

またご連絡しますね。

メッセージ、本当にありがとうございました。

すごく安心して嬉しかったです。

妊活中に出産のご報告は、複雑な思いを感じる方も多いと思いますが、このご報告を通して、お伝えしたいことがあってご紹介させていただきました。

妊活、不妊治療をしていたとしても「マタニティブルー」になることは、当然あります。

マタニティブルーとは、急激なホルモンの変化により体がついていけず、待望の赤ちゃんが生まれて嬉しいはずなのに、突然悲しい気持ちになったり、わけもなく涙がでたり、やる気が起こらなかったり・・産後間もなくして情緒不安定になる状態のことをいいます。

「妊娠すれば、万事OK!幸せいっぱい!のはずだったのに、苦しいです・・」という声が聞かれることも少なくありません。

妊娠の後にも、何かしら頑張ることや、悩んでしまうことは、きっとあります。

妊活中は、妊娠がゴールになりがちですが、その後には育児も待っています。

「妊活を頑張ったのだから、妊娠できたら弱音を吐いてはいけない!!!」なんてことは絶対にないので、たくさん周りに甘えて下さいね。

これを読んでくださる未来のママにお伝えしておきたくて、ご紹介させていただきました。

そして、漢方による体作りも、妊娠がゴールではなく、その後のマタニティ・育児に向けて取り組んでいただきたいと思っています。

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