漢方養生の視点で考える冬におすすめの食べ物
こんにちは。
漢方カウンセラーの浅井直子です。
お鍋が美味しい季節になりましたね。
漢方もそうですが、基本的に、美味しいと感じるものは身体が求めているものになります。
この求めているものがチョコレートやケーキの場合、残念ながら、どうぞどんどん食べてください!とは言えないのですが、身体に良いものは積極的に摂っていきたいですよね。
今回は、冬におすすめの食べ物を紹介していこうと思います。
漢方では、冬は「寒」の季節と考えます。
「寒」は、子宮の冷えや血流の悪化の原因など、妊活女性にとって悪い影響になりかねません。
赤ちゃんを迎えるために、やさしく温めてあげる食材がおすすめです。
また、活動力が増える春に向けて必要な気血水を蓄えるために、「貯蔵」を大切にしてほしい季節でもあります。
この蓄わえるという役割で重要な臓器は「腎」になりますので、そちらも一緒にフォローできるといいですね。
「腎」を中心に温めてくれる食材として、
・にら
・ブロッコリー
・マッシュルーム
・鯛
・海老
「脾」をやさしく温めてくれる食材もおすすめです。
吸収された栄養分が「気血水」を作る助けになります。
・かぼちゃ
・かぶ
・ねぎ
・舞茸
・生姜
・鶏肉
・鮭
・マグロ
旬の食材ばかりですね。
組み合わせてお料理にしてみましょう。
例)
・かぼちゃ、かぶ、マッシュルーム、ブロッコリー、鶏肉を使ったほっこりクリームシチュー
・お野菜と鶏肉or鯛、鮭をふんだんに使った温かいスープや、ほくほくお鍋
・鮭を酒蒸しにして、生姜、ねぎ、舞茸のあんかけソースで
冬は乾燥する季節でもあるので、一緒に水分も摂れる調理方法がおすすめになります。
また、水分(潤い)は果物からも積極的に取り入れられます。
・りんご
・みかん
どちらも冬といえばの食材ですね。
冬の乾燥は、お肌はもちろん、唇やのど、目、肺、さらには卵巣や子宮にまで影響することも。
冷えと同じくらい、女性の天敵です。
ちなみに、果物は冷えて良くないのでは?と気にされる方もいらっしゃいますが、適量であれば大丈夫です。
ぜひ、チョコレートやケーキの代わりに、冬のおやつに取り入れてみてはいかがでしょうか。
冷えも乾燥も、漢方で改善できることも多いので、気になるという方はぜひ漢方相談にいらしてみてくださいね。
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