【事例紹介】「2年間、体外受精を含む治療を続けてきましたが、先に漢方で身体を整えていたら、こんなに長く治療しなくて良かったかもしれないですね。」
ウィメンズ漢方の住吉です。
今日は、先日心拍の確認をご報告下さった方の事例をご紹介させてくださいね。
流産を乗り越え、沢山の方に希望を感じていただける事例だと思います。
Yさん(33歳)は、2年前の11月からタイミング法をスタートされました。
中々結果が出ずに、半年後に人工授精にステップアップされました。
それでも、陽性反応が出る事はなく、初めてご相談に来てくださったのは、去年の10月です。
体質は、陽虚(熱を生み出すエネルギーがない)の為に、冷え性で、むくみがちで、代謝が落ちて、太りやすくなっていらっしゃる状態でした。
実際、結婚後5キロ、治療を始めてからさらに5キロ体重が増えたそうです。
漢方は、ご負担の少ない物をご希望でしたので、出来るだけ希望に沿った形で、代謝の改善も期待できる身体を温める処方をご提案させて頂きました。
2ヶ月ほどで、冷えが少し楽になったとのご報告がありました。
それとともに、体外受精をスタートされました。
採卵して6個採れて、5個受精しても、凍結に至らない周期があり、大きく落ち込まれて、「もうダメかもしれない。」と言葉にされた事もありました。
LUF(黄体の残り)が卵巣に残っていて、治療をお休みする周期もありました。
ただ、漢方でもお手伝い出来る事がまだまだあると感じている事をお伝えして、本格的に、煎じ薬を使った身体作りをスタートされました。
その次の周期の採卵では、一つの凍結胚ができ、次週期に移植され、無事に妊娠!!
ですが、胎嚢確認後に、流産を経験されました。
とても、落ち込まれましたが、前向きにも捉えて下さり、
「漢方で身体が整ってきたから、ここまで来れたと思います。」
と話して下さってました。
ですが、1周期お休み後に、採卵のスタートをかけようとすると、FSH(卵巣刺激ホルモン)の数値が32になられていて、お休みされました。
身体の状態は、流産の影響を引きずられている状況でした。
「卵巣機能が落ちている」とのドクターの言葉もあったそうで、私からは、補腎剤(生殖能力を司る腎を元気にする処方)を追加してお勧めしました。
その後、実は、結果が出始めるのに、4ヶ月かかりました。
なかなか、不調が改善されず、それでも、微妙な身体の変化を感じて、身体作りを続けて下さいました。
やっと、FSHが12まで下がりましたが、まだ10を上回っている状態ですので、先週期は人工授精にチャレンジ!
その周期に陽性反応が出ました。
ご本人からは、こんなメッセージをいただきました。
(前略)
まさか、自分がこんなに、妊娠しにくいなんて思っていなかったし、漢方も出来るだけ費用もかけたくなかったので、楽観視してました。
なかなか妊娠できず、歳のわりに、卵の質が悪いと言われた時は、本当にショックでした。
流産した時も、もうダメかと思いました。
なんで、私ばっかりこんな事になるんだと、苦しかったです。
何度も住吉先生に助けられました。
先生がいなかったら、治療を続ける事ができてなかったと思います。
2年間、体外受精を含む治療を続けてきましたが、先に漢方で身体を整えていたら、こんなに長く治療しなくて良かったかもしれないですね。
結局、妊娠できたのも、人工授精でしたから。
身体が先ですね。
本当に感謝しかありません。
先生、お忙しいと思いますが、私のように苦しい方の力になってくださいね。
先生も休んでください。
では、また連絡します。
ありがとうございました。
住吉より
◯◯さん、ここまで本当に、苦しまれた事や、辛かった事も沢山ありましたよね。
それでも、ちゃんと身体や心と向き合って下さり、妊娠までの道のりをご一緒出来た事、本当に嬉しく思っています。
これからも、ぜひご自身を大切に、ママになる準備を継続してくださいね。
こちらこそ、ありがとうございました。
これからも、応援しています。
読んで下さった方もありがとうございました。
そして、こちらでは、妊娠しやすい身体作りについて解説しています。
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