メール講座の読者の方から、少し苦しいメッセージを頂きました。

「姉妹の妊娠を喜べずに、辛い」という声です。

姉妹の方の妊娠は、身近だからこそ、辛いですよね。

喜ばしいのに、喜べないって、何だか、自分が嫌な奴に感じてしまったりもしますよね。

妊活中に、育児に関する愚痴を聞いた時に、「大変だな、、」という共感するのは、簡単なことでもないように思います。

育児が大変過ぎて、愚痴を言いたい気持ちは分かる、きっと大変なのだろうと想像もできる、でも、自分は妊活真っ最中。

その治療も上手く進んでいない、、という時に、特に相手がそれを知ってる場合には、「育児が、辛いんだよね。。」って言われてしまうと、

「ええ!!言う?私に言っちゃう?」

そんな風に、感じてしまうかもしれません。

育児が辛いと話す方には、残念ながら、悪気はありません。。

身近な人の妊娠は、色々な感情が生まれ易いと感じています。

芸能人の方の妊娠が辛いというお話もよく伺いますが、テレビでよく見かけたりする方の妊娠だから、自分と比べてしまいがちだと思います。

でも、以前こんなメッセージも、頂きました。

こんなこと言う私も、現在結婚8年目で結婚当初から子供を望んできたので、赤ちゃん待ちの期間は相当長く、自分でも認めたくない様などろどろした暗い感情もいっぱい持ってきました。

私は三人姉妹の真ん中なんですが、

「姉も妹も結婚1年目で普通に第1子を授かり、姉はその後も順調に2人目3人目を授かり」

と姉妹二人は不妊とは無縁の状況にいます。

だから

「なんで私だけ?」

って姉妹を羨んだり、親を責めるような気持ちを持ったりもしました。

しかも今年の4月に生まれた姉の3人目の子供は、私が繋留流産をした子供を妊娠した時とちょうど同時期に姉のお腹に宿った赤ちゃんでした。

妊娠期間中は、姉と

「つわりはどう?」とか

「産休はいつから?」とか

妊婦さん同士の話をいっぱいしていたので、その3人目の赤ちゃんに初めて会う前は、正直なところ、すごく不安でした。

流産の悲しみから立ち直ったつもりでも、無事に産まれてきた姪を前にした時、自分が泣いてしまうのではないかと思って・・・

でも、大丈夫でした!

本当に無条件に

「生まれてきてくれてありがとうね!」

って愛しく思いました。

赤ちゃんって本当にすごいですよね!

メッセージ、ありがとうございました。

そして、赤ちゃんもすごいけど、

「生まれてきてくれて、ありがとう」

って愛しく思えることが、すごい、、と思いました。

身近な方の妊娠が辛い時、その妊婦さんに焦点を当てると、少し、自分を比べて、辛くなるかもしれません。

でも、精一杯生きようとしている胎児や赤ちゃんに、焦点を当ててみるのはいかがですか?

その子は、よその子ですよね。

でも、精一杯生きようとしている赤ちゃんって、エネルギーの塊で、無条件に

「産まれてくれて、ありがとう」

そう感じやすいと思います。

もし、身近な方の妊娠が辛くても、どうか、あなたを責めないで下さい。

それは、そう感じるくらいに、あなたが頑張っているからで、自然な事です。

黒くもなければ、暗くもないし、普通の当たり前の感情です。

マラソンで走っていて、しんどい時に、先にゴールして、水を飲んでる人がいたら、羨ましいですよね。

その羨ましい気持ちは自然な感情ですよね。

頑張って走ってる自分を、褒めてあげて、労わりながら、過ごしてみて下さいね。

メッセージを頂いたのは、こちらを読んでくださっている方からです。