冬の末端冷え性への漢方養生
こんにちは。
漢方カウンセラーの浅井です。
冬に良くご相談を受ける「末端冷え性」についてのお話をしていきますね。
みなさん、末端冷え性はないですか?
私は足先冷え性で、この時期、寝るまでに結構な時間がかかってしまいます。
末端冷え性は、ただの冷え性とは違います。
根本的な原因が1つではありません。
身体は「気」や「血」によって温められます。
全身的な冷え症さんの体質には、
・根本的に「気」が不足している「気虚」
・「気虚」が進行した、THE・寒がりさんの「陽虚」
がありますが、
手足先だけが冷える場合は、
・血流が滞る「血瘀」で、末端まで「血」が通っていない
・そもそも「血」が足りない「血虚」
・「気」が足りててもうまく巡っていない「気滞」
このような、別の原因が眠っている可能性があります。
さらに、
冬は「寒」の季節になります。
血流は冷えによって悪化します。
また、「気」は「血」と一緒に巡っているため、冷えが原因で「気」も「血」も巡らなくなるという悪循環になりがちです。
改善方法は体質ごとに変わってきますが、共通してできる対策としては、まずは、冷えている部分は温める!
悪循環を防ぐために、何を差し置いてもやってもらいたいことです。
一時的なレスキューとしてはホッカイロ。
お風呂も温めるにあたってとても効率的な手段です。
全身が冷えている方は、湯船にゆっくり浸かる。
湯船が苦手な方は、シャワーで直接患部だけ温める。
そして、パソコン消して、冷えないうちに布団に入るぞ!
(すみません、これは私の目標でした。)
漢方では、体質をしっかり見極めてから自分に合った治療を行なっていきます。
冷え性がつらく、根っこからの改善をご希望の方は、ぜひ外来にいらしてみてくださいね。
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