・多嚢胞性卵巣症候群のお客様

年始に、年賀状でお客様から出産のご報告がありました(*^^*)

多嚢胞性卵巣症候群で、なかなか排卵せずに長い間不妊治療を続けていらっしゃったお客様です。

PCO(多嚢胞性卵巣)と

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)

は同じようで違います。

PCOは卵胞が沢山見える状態。

PCOSは病名ですね。

漢方では、その原因によって対応がことなりますが、病気としてのPCOSの場合、

痰湿の状態になっている事が多いので

体内を巡る津液をきれいにしたり、血流を改善させる処方を使う事が多いです。

よく男性ホルモン値が高い、肥満気味、ニキビが出来やすいなどの体質が言われますが、ご相談を受けていると、それに当てはまらない方も多いです。

そして、PCOの方になると原因も本当に様々なので体質にあった対応をさせて頂きます。

このお客様はやせ気味でしたが、男性ホルモン値が高く、毛深い、ニキビが出来やすいなどの体質はありました。

病院での治療で、ステロイドや糖尿病薬を使われても、排卵がうまくいかず

注射での誘発で卵巣が腫れてしまい、ご相談に来られました。

OHSSにもどうしてもなり易いんですよね。

手術も検討しながら、漢方治療に取り組んで頂き3カ月程で消えはしないものの

多嚢胞の数が減少し、クロミッドで排卵するようになりました。

それから、半年くらいでお休み周期もありましたが、無事妊娠(*^^*)

排卵までは、スタート地点にも立てずに苦しい事も多いですが、

ちゃんと卵胞が育って排卵すれば決して妊娠しずらい事はないんじゃないかな。。と感じています。

年賀状を頂いたので、久しぶりにメールをしてみました。

掲載の許可を頂いたので、お返事をちょっと紹介させて下さいね。

こんにちは。

お久しぶりです。元気ですか?

慣れない育児に振り回されています。

去年の今頃は、お腹に居たんだなぁって不思議な感じがします。

産後の生理はまだ再開しないので、きっと出産で体質が変わって多嚢胞じゃなくなったりはしてないのかな。と思っています。

二人は欲しいので、また相談に乗って欲しいですが、鎌倉なんですよねー。京都に帰省された時に伺いますね。

でも、今漢方止めてるからかやっぱりニキビが出来ますね。

お腹の事は見えなかったですが、ニキビが改善したので身体のデトックスが出来ていた気がします。

なかなか自分のケアをする時間がないのが悩みです。

忍さんも身体に気をつけて。

メール嬉しかったです(*^^*)

漢方って効果を感じるまでに時間がかかったりもするんですよね。

でも、身体をよーく観察すると肩凝りが治ってたり、疲れにくくなってたり。

身体に優しい体質改善です。

読んで頂きありがとうございました(*^^*)

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