・生理周期が25日になっています。

今日は、読者の方から頂いたご質問に、こちらからお答えしていきますね。

今周期も25日で、生理がきました。

以前は、28日くらいはあったのですが、ここ1年位は25日周期の事が多いです。

これは、漢方で伸ばせますか?

ご質問ありがとうございました!

「生理周期を、漢方で伸ばせるかどうか?」ですね。

これは漢方が、周期を伸ばすのではなく、服用する事で、ホルモンバランスや、卵巣機能が上手く働くようになり、周期が伸びる事はあります。

少し、詳しく書きますね。

まず、周期が短くなる原因ですが、

①FSH(卵巣刺激ホルモン)が沢山出ている(卵巣が疲れている)

②更年期障害

③過度のストレスや、食生活や睡眠、運動不足によるホルモンバランスの乱れ

④黄体機能不全

などが、考えられます。

①と②が卵巣機能の低下

③と④が、ホルモンの不足や、バランスの低下

になります。

また、無排卵や、不正出血を生理と考えてしまっているケースもありますので、25日を切っている場合は、早めに原因を特定する方がいいですね。

西洋の治療でも、この原因に合わせた対応が取られますが、漢方でも、原因に合わせて対処していきます。

①②では、もともと持っている卵巣機能を最大限に活かしていけるように、サポートします。

冷えや、血流の悪さを改善させて、FSHがスムーズに卵巣や子宮に届くように促します。

また、補腎といって、生殖能力を司る腎の働きを活性化出来るような処方を使って、卵巣の働きを助けていきます。

FSHが20を超えていた方が8位まで下がったというご報告を頂く事も多いです。

③④でも、血流や、冷えを取り除き、また肝(自立神経を司る)の働きをサポートして、ホルモンバランスを整えていきます。

この方法は、ストレスからのホルモンバランスをの崩れにも、有効です。

このように、直接周期を伸ばす漢方はありませんが、服用される方の本来もっている力を引き出していく漢方は沢山あります。

来年から、基礎体温のタイプによっての養生もこちらから、お伝えしていきますので、良かったらご登録下さいね。